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分野別 受託カテゴリー
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注目のアプリケーション
最新技術を用いた新しいサービスや、近年需要が増えている巷で人気のサービス、「こんな受託があったら良かったのに!」と密かに待ち望まれサービス化した手法、意外に知られていないけどあったら便利なアプリケーションなど、研究を促進させる最新のテクノロジーからニッチなサービスまで、受託のエキスパートがお薦めしたい受託サービスをセレクションしました!
DNA関連
DNAは生物の設計図として様々な情報を含む研究対象であり、技術開発も進み、多彩なアプリケーション、様々な分析サービスが各社から提供されています。特定の変異を探索する、配列の違いを見分けて生物叢を解析する、エピジェネティックな機能を探る、など目的に応じたアプリケーションを各種取り揃えており、お客様の目的に合ったサービスをお選びください。
RNA関連
生命現象を理解するというライフサイエンス研究において、生命現象の出発点となる遺伝子、それを擁するRNAを解析し機能を解明することは非常に重要なアプローチです。どんな遺伝子が働いてその現象が引き起こされているのかなど、遺伝子レベルの発現変動を見るサービスを中心に、RNAを対象にした機能解明に有効なアプリケーションをご案内いたします。
プロテオーム関連
生命現象を引き起こしている主役はタンパク質であり、機能を解明する上で遺伝子と同様に無視できない研究対象です。近年ではタンパク質研究の技術躍進も目覚ましく、以前よりも手軽な価格で精度の高い結果を得ることができるようになりました。オーソドックスなタンパク質同定のサービスや、マーカー探索などに有効となる網羅的なタンパク質の発現変動解析、機能を探る修飾解析などをご用意しております。
メタボローム・脂質・糖鎖関連
代謝産物と一概に言っても、その種類は様々です。アミノ酸や脂肪酸のような低分子化合物から、脂質や糖鎖のような高分子の物質まで、対象ごとに異なる技術が用意されています。遺伝子やタンパク質では見つけられなかった機能変化の原因究明を、代謝産物で追い求めることも有効な戦略です。特定の物質の絶対定量、新規物質の発見、表現型の異なるサンプル間のプロファイリングなどをご希望の方に、最適なサービスをご案内いたします。
ゲノム編集・変異細胞・改変動物作製
機能に関わる候補因子が判明した先には、その因子を改変させて機能変化を確認する段階に進みます。進歩と応用が著しいゲノム編集技術を用いた特定遺伝子のノックアウト、ノックインにより、細胞の変異株や改変動物を作製することが可能です。以前よりもかなりリーズナブルな価格でご提供できるようになりましたので、ご興味をお持ちの方はご覧ください。
各種合成(ポリクロ/モノクロ抗体、オリゴ、遺伝子、有機化合物など)関連
実験に必要なツールや素材が市販されていない場合、それらを合成する受託サービスは研究を進める上で必要不可欠な存在です。多くは従来から存在するアプリケーションですが、各メーカーにより技術的な特徴や価格競争力などの違いがあります。まずはご希望のアプリケーションを選びいただき、お問い合わせください。
細胞試験・組織標本関連
一般的な組織標本や組織切片の作製、免染/in situ ハイブリダイゼーション、フローサイトメトリーの規定項目試験から、3D培養+指定の処理試験といった特殊なカスタム受託サービス、電顕撮影や免疫電顕などをご希望の方はご覧ください
各種試験 関連
一般化学物質、安全性試験、神経系、胃・泌尿器系、消化器系、循環器・代謝・呼吸器系、アレルギー・炎症・免疫系、In vitro試験、PK試験、生体試料中の濃度分析など、様々な分析試験をご案内しています。
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注目のアプリケーション
ホールゲノムリシーケンス
ゲノムワイドでリードを取得し、得られたリードをリファレンス配列に対してマッピングする事でゲノム全体の配列情報を構築します。サンプル間での配列比較、SNPsや数塩基レベルのinsertion/deletionを解析する場合などに利用するサービスです。
メタゲノム解析(16S rRNAシーケンス 他)
サンプル中に存在する生物叢を明らかにする手法です。細菌や真菌などに対し、特定領域(16S rRNA など)を増幅したPCR産物を対象にシーケンスし、配列を読み分けて分類します。腸内フローラ解析をはじめとする細菌叢だけでなく、魚類叢や鳥類叢などの分類も可能です
Chip-Seq
転写調節因子やタンパク質と相互作用するDNAの特定部位(タンパク質とDNAの結合部位)を検出する事で、DNA-タンパク質間の相互作用を解明するための手法です。メチル化やヒストン修飾部位などをゲノムワイドで決定することができます
オプティカルゲノムマッピング解析
1Mbレベルの長鎖DNAフラグメントの解析が可能で、ゲノム中の挿入・欠失・転座・逆位・繰り返しなど構造変化を検出する手法です。次世代シーケンスデータと組み合わせることで、ホールゲノムシーケンス後のギャップを埋める事も可能となります
Single Cell RNA-Seq・少数細胞 RNA-Seq
1~少数細胞ごとに遺伝子発現を高感度で検出する手法で、希少細胞、細胞集団、細胞種など細胞レベルでの発現変動解析ができます。組織中の異なる細胞からまとめてRNAを回収することでぼやけてしまっていた結果も、細胞レベルで見分けることにより正確な遺伝情報の探索や疾患の理解が可能となります。
RNA-Seq
次世代シーケンサーを用いた RNA-Seq は mRNA の発現差を高精度・高感度・網羅的に解析することができる、遺伝子発現解析のスタンダード的な手法です。従来のマイクロアレイと異なり対象の生物種を問わないため、アレイに対応していないレアな生物種を対象にした研究でも網羅的な発現解析が可能となりました。また、スプライシングバリアント間の比較ができること、新規遺伝子や融合遺伝子の探索なども可能な事から近年需要が増加し続けており、技術開発も合わさって以前よりも低コストでご利用いただけるようになりました。
タンパク質 発現変動・相対定量解析(ラベル化法 ・タンパク質へ化学標識)
生体試料中に含まれる多種多様なタンパク質を質量分析計により網羅的に検出・同定し、同時にタンパク質にラベル化していた化学標識を用いてサンプル間の相対定量比較を行う手法です。遺伝子を対象としたマイクロアレイのような発現変動解析を、タンパク質レベルで行うことができます。一度に分析可能なサンプル数は化学標識の種類に依存しますが、最も定量性の精度が高い手法です。
メタボローム解析(ターゲッティング)
質量分析計を用いて、サンプル中に含まれる代謝産物の検出・同定・定量するサービスです。サンプル間の発現変動比較や、それによって見つかった特定物質が関与するパスウェイマッピングを行う点は共通していますが、対象となる物質群(一次代謝産物、二次時代謝産物)によって価格やサービス、提供する分析会社が異なりますので、事前のコンサルティングが重要です。
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DNA関連
ホールゲノムリシーケンス
ゲノムワイドでリードを取得し、得られたリードをリファレンス配列に対してマッピングする事でゲノム全体の配列情報を構築します。サンプル間での配列比較、SNPsや数塩基レベルのinsertion/deletionを解析する場合などに利用するサービスです。
ホールゲノムde novoシーケンス(ショートリード)
リファレンス配列がまだ無い、もしくは完全に読まれていない生物種において、完全長ゲノムの構築を目指してシーケンスを行い、取得したリードを繋ぐアセンブルを行います。なお、リードは150bp程度の短いものになりますので、リピート配列などの領域は読めませんのでご注意ください。
PacBio シーケンス(ロングリード)
新しく完全長ゲノムを構築する上で、ギャップ(隙間)を少なくするためにロングリードでシーケンスする手法です。ショートリードのde novo シーケンスよりも高額であるため、微生物などゲノムサイズが小さい生物種に対して多用されます
エクソーム解析
ヒト・マウスを対象にエクソン領域のみを回収してシーケンスを行い、サンプル間の変異を解析します。多検体についてSNPsやinsertion/deletionの解析を低コストで実施することができるサービスです。
メタゲノム解析(16S rRNAシーケンス 他)
サンプル中に存在する生物叢を明らかにする手法です。細菌や真菌などに対し、特定領域(16S rRNA など)を増幅したPCR産物を対象にシーケンスし、配列を読み分けて分類します。腸内フローラ解析をはじめとする細菌叢だけでなく、魚類叢や鳥類叢などの分類も可能です。
ショットガンメタゲノム解析
メタゲノム解析と同様、サンプル中に存在する生物叢を明らかにする手法です。特定領域のみを読むのではなく、サンプル中の生物のホールゲノムを網羅的に解析する事で、より精度高く細菌叢の系統分類や遺伝子の機能解析などが可能です。
次世代シーケンスによるDNAメチル化解析(バイサルファイトシーケンス)
DNAのメチル化は、遺伝子発現調節など多くの生物学的現象に関与する重要なエピジェネティク修飾であり、これを解析することは生命現象の理解において大きな意味を持ちます。次世代シーケンスによるDNAメチル化解析(バイサルファイトシーケンス)は、バイサルファイト処理したゲノムサンプルをゲノムワイドでシーケンスし、網羅的にメチル化シトシンを同定する手法です。本手法により、精度よくメチル化レベルを定量することができ、ゲノム情報が既知であれば、生物種を問わず利用することができます。
Chip-Seq
転写調節因子やタンパク質と相互作用するDNAの特定部位(タンパク質とDNAの結合部位)を検出する事で、DNA-タンパク質間の相互作用を解明するための手法です。メチル化やヒストン修飾部位などをゲノムワイドで決定することができます。
ATAC-Seq
ゲノム全体に分布しているクロマチン領域へのアクセスしやすさを情報として獲得できる手法です。どこのクロマチン領域が開いているか、サンプル間でどう変化しているかを把握することができます。エピジェネティックなメカニズムを知る上での最初のスクリーニング的な解析として用いられます。
GBS解析・RAD-Seq・MIG-Seq・GRAS-Di®技術による解析
遺伝子型情報の獲得や、表現型遺伝子座に連鎖したDNA マーカーの探索などを行う事を目的とした技術です。動植物において外見に差が無い品種の遺伝的分類や、特徴的な機能を付与する遺伝子型を解明し品種改良に利用することができるようになります。
ターゲットリシーケンス(アンプリコンシーケンス)
主に多検体を対象に、特定の領域を増幅して得られたPCR産物を一度にシーケンスするサービスです。特定の領域セットが既に用意されているパネル(癌関連遺伝子=キャンサーパネル)や、お客様側で指定した領域をカスタム設計するサービスがあります。
オプティカルゲノムマッピング解析
1Mbレベルの長鎖DNAフラグメントの解析が可能で、ゲノム中の挿入・欠失・転座・逆位・繰り返しなど構造変化を検出する手法です。次世代シーケンスデータと組み合わせることで、ホールゲノムシーケンス後のギャップを埋める事も可能となります。
Hi-C解析
シーケンシングによって、染色体の3次元空間内における立体構造を明らかにする手法です。ゲノム配列からでは読み解けない立体構造(エンハンサーやプロモーターループなど)を解明する事で、構造と機能の相関を調べる場合に用います。
デジタルPCR
DNAやRNAを超高感度で絶対定量解析を行う事が可能な技術であり、レアな対立遺伝子の変異検出やウィルスの絶対定量を行う事が可能です。
DNAメチル化アレイ
DNAメチル化アレイは、ヒトの85万以上にもおよぶメチル化サイト(重要な領域はほぼカバーされています)が乗ったアレイを用い、1塩基の解像度で包括的に解析するサービスです。メーカーにより提供されるをアレイを用いますので生物種(ヒト)は限定されてしまいますが、次世代シーケンスによる解析に比べ、多検体で低コストに解析したい方に適しています。
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RNA関連
RNA-Seq
次世代シーケンサーを用いた RNA-Seq は mRNA の発現差を高精度・高感度・網羅的に解析することができる、遺伝子発現解析のスタンダード的な手法です。従来のマイクロアレイと異なり対象の生物種を問わないため、アレイに対応していないレアな生物種を対象にした研究でも網羅的な発現解析が可能となりました。また、スプライシングバリアント間の比較ができること、新規遺伝子や融合遺伝子の探索なども可能な事から近年需要が増加し続けており、技術開発も合わさって以前よりも低コストでご利用いただけるようになりました。
マイクロアレイ
RNA-Seqが台頭するまで、網羅的な遺伝子発現解析と言えばこのマイクロアレイでした。価格やパフォーマンス面で RNA-Seq に劣りますが、歴史が長く実績が多いこと、データが軽く結果が分かりやすいため RNA-Seq に比べて取り掛かりやすく、未だに根強い人気があります。遺伝子レベルでの発現変動をシンプルに確認したいという目的に対しては十分なスペックの解析手法です。
Small RNA-Seq
miRNAを主とした低分子RNAの発現変動解析です。低分子領域を絞って回収し、そこに含まれるRNAを網羅的に解析するため、miRNAや低分子ノンコーディングRNAなどを対象にした発現変動を確認することができます。また、ストランド特異的にシーケンスすることで、データベースにはまだ登録されていない新規miRNAの探索も可能です。
miRNAマイクロアレイ
miRNAを検出するプローブを搭載したアレイスライドを用いることで、既知miRNAのサンプル間の発現変動を網羅的に解析する手法です。複数社からアレイスライドが提供されていますが、搭載されているmiRNAプローブのバージョンアップデートの頻度や、由来する試料の種類によって向き不向きがありますので、ご検討される際はご相談ください。
Single Cell RNA-Seq・少数細胞 RNA-Seq
1~少数細胞ごとに遺伝子発現を高感度で検出する手法で、希少細胞、細胞集団、細胞種など細胞レベルでの発現変動解析ができます。組織中の異なる細胞からまとめてRNAを回収することでぼやけてしまっていた結果も、細胞レベルで見分けることにより正確な遺伝情報の探索や疾患の理解が可能となります。
CAGE-Seq(5` 末端タグプロファイリング)
5'末端に位置するRNA断片のみをシーケンスすることで、プロモーター領域の同定やプロモーター活性の数値化、転写開始点別に発現変動を比較することができます。ゲノムワイドで各転写産物におけるプロモーター領域の発現量を的確にとらえたプロファイリングが可能です。
リアルタイムPCR
遺伝子発現やサンプル間の発現変動を解析する上でゴールドスタンダードとなる手法であり、定量性の精度が最も高いデータを獲得することができます。そのためRNA-Seqやマイクロアレイで見つかった特定遺伝子のエビデンスデータ取得などにもよく用いられます。TaqMan、SYBR Greenのいずれかを用途に合わせて選択することができ、遺伝子数/サンプル数を合わせてお知らせいただくことで、大まかな価格をご案内する事が可能です。
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プロテオーム関連
タンパク質 発現変動・相対定量解析(ラベル化法 [化学標識] )
生体試料中に含まれる多種多様なタンパク質を質量分析計により網羅的に検出・同定し、同時にタンパク質にラベル化していた化学標識を用いてサンプル間の相対定量比較を行う手法です。遺伝子を対象としたマイクロアレイのような発現変動解析を、タンパク質レベルで行うことができます。一度に分析可能なサンプル数は化学標識の種類に依存しますが、最も定量性の精度が高い手法です。
タンパク質 発現変動・相対定量解析(ラベル化法 [代謝標識] )
培養細胞を対象として細胞由来のタンパク質を網羅的に比較解析する手法です。培地に質量差のある安定同位体ラベルしたアミノ酸を混ぜ、培養を経て質量分析計で測定します。細胞の生命現活動を脅かすことなく標識できるため、自然な発現変動を検出でき、よりネイティブな結果を獲得することができると言われています。なお、基本的にラベル化アミノ酸を用いた細胞培養まではお客様ご自身で行っていただくことになります。
タンパク質 発現変動・相対定量解析(ノンラベル化法)
標識せずサンプル別に質量分析を実施し、得られた各サンプルの分析結果を用いてデータ上で定量比較を行う手法です。サンプル別に分析が異なる為、同分析内で比較を行うラベル化法に比べて定量性や再現性の部分で若干精度は落ちますが、ラベル化法よりも少ないサンプル量で実施可能で、一度に対応可能なサンプル数にも制限が無く比較的リーズナブルな価格でご利用いただけます。
LC-MS/MSによるタンパク質同定(LC-MS/MS分析・ショットガン分析)
サンプル中に含まれるタンパク質を同定するサービスです。どんなタンパク質が存在しているかを決定することに特化しおり、質量分析計を用いた各手法の中で最も代表的なアプリケーションとなります。ご提供いただくサンプルの形態は、ある程度純度の高い電気泳動バンド(電気泳動ゲル片)を対象にしたLC・MS/MS分析と、培養上清や細胞ライセートのような多数のタンパク質を含む液体サンプルを網羅的に解析するショットガン分析があります
プロテインシーケンス(N末端アミノ酸配列分析)
精製したタンパク質のN末端側からアミノ酸配列を決定するサービスです。化学反応のであるエドマン分解を利用して配列を検出するため質量分析計のようにデータベースに依存することなく、どんな生物種にも対応できることからレアな生物を対象とした研究に根強く支持されているサービスです。ただし、質量分析に比べて圧倒的に多くのサンプル量を必要とし、精製度が低いサンプルやN末端修飾を受けたタンパク質(N末ブロック)の場合は配列が決定できないという欠点を持っています。
MALDI-TOF MSによる精密質量測定
MALDI-TOF MSを用いてタンパク質・ペプチドの精密な質量を測定するサービスです。数残基のペプチドから100kDaまでのタンパク質を測定できます。発現させた組換えタンパク質の確認や、既知タンパク質の修飾の確認などを目的とした測定に用いられます。溶液の組成やタンパク質の性質によっては出来ない場合もあるので事前にご相談ください。
プロテインアレイ・ペプチドアレイ・抗体アレイ
マイクロアレイのDNAプローブ同様、スライド上にタンパク質やペプチド、抗体などが固相化されているアレイを用いて、既定の物質群を定量比較したり、相互作用する新しい物質をスクリーニングすることが可能となる手法です。固相されている物質も、免疫機構、がん関連、サイトカインからカスタム合成ペプチドまで、プロファイリングの用途に合わせ多様なラインナップが用意されています。
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メタボローム・脂質・糖鎖関連
メタボローム解析(ターゲッティング)
質量分析計を用いて、サンプル中に含まれる代謝産物の検出・同定・定量するサービスです。サンプル間の発現変動比較や、それによって見つかった特定物質が関与するパスウェイマッピングを行う点は共通していますが、対象となる物質群(一次代謝産物、二次時代謝産物)によって価格やサービス、提供する分析会社が異なりますので、事前のコンサルティングが重要です。
メタボローム解析(ノンターゲッティング)
質量分析計を用いて、サンプル中に含まれる新規代謝産物の探索を主としたサービスです。微生物や植物、海洋生物などはまだ未知の化合物が多く存在します。このような生物群を対象にした研究分野に需要が高く、生体現象のメカニズムの解明や病原性微生物の毒性物質発見など、幅広い分野で利用可能なサービスです。
脂質分析
質量分析計を用いて、サンプル中に含まれる脂質の検出・同定・定量するサービスです。中性脂質やリン脂質、脂肪酸などを対象に高分解能の質量分析計を用いて測定します。脂質プロファイルの比較や脂質マーカーの探索、新規脂質構造の取得などの研究用途に利用されています。
糖鎖構造解析
多様な状態で存在する糖鎖の網羅的なプロファイリングを行うサービスです。糖鎖は第3の生命鎖と呼ばれ、生命現象に深く関与している糖鎖のほとんどはタンパク質や脂質などの生体高分子と結合しています。糖鎖構造の変化によって生命現象がコントロールされていることが近年の研究で分かってきており、どのような糖鎖構造が存在し、どう変化するのかなど定性・定量的に解析することは極めて重要です。
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ゲノム編集・変異細胞・改変動物作製
遺伝子改変動物作製
マウス・ラットを中心に特定の遺伝子を改変したモデル動物を作製するサービスです。従来からある特定遺伝子を導入する「トランスジェニック」、特定の遺伝子を破壊した「ノックアウト」、特定の遺伝子を指定の箇所に導入する「ノックイン」、導入場所や破壊時期を条件設定したノックアウト・ノックインを施す「コンディショナル」などの作製可能が可能です。最近はゲノム編集技術であるCRISPR/Cas9を用いられることが多く、それにより納期およびコスト面で非常に利用しやすくなってきました。
ゲノム編集 培養細胞作製
特定の遺伝子に対するノックアウト、ノックイン等を施した培養細胞を作製するサービスです。指定の細胞に対してゲノム編集技術を用いて作製します。CRISPR/Cas9技術の出現によって近年では比較的容易に自作できるようになりましたが、遺伝子の大きさや細胞の種類によってはプロの技術や経験に委ねた方が良い場合もあります。自身で試してみたけれどうまく作製できないといった理由でお困りの場合は、一度受託サービスのご利用をご検討下さい。
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各種合成(ポリクロ/モノクロ抗体、オリゴ、遺伝子、有機化合物など)関連
ポリクローナル抗体作製(ウサギ、マウス、ニワトリetc)
タンパク質またはペプチドを抗原とし、ウサギを代表とした各種免疫動物を用いてポリクローナル抗体を作製する受託サービスです。クリーンルーム内で管理された個体を用いて作製される点、抗体が産生されやすい抗原設定をノウハウとして持っている点などは、プロの技術によって得られる受託サービスのメリットです。自作してみたが特異性が低い、抗原の免疫原性が低く力価の高い抗体が作れないなどの問題をお持ちの方はご相談ください。
モノクローナル抗体作製(マウス免疫系)
タンパク質またはペプチドを抗原としてマウスに免疫し、脾臓から回収したB細胞を基にハブリドーマを作製して単一(モノクローナル)抗体を作製するサービスです。回収した数百種のクローンからスクリーニングを通してより特異的な抗体を選択できる点や、何度も同じ抗体を再作製できる点で、ポリクローナル抗体よりも優れています。ネガティブスクリーニングを同時に行えば、認識してほしくない抗原と交叉する抗体を最初から除くことなども可能です。
モノクローナル抗体作製(ファージ抗体)
抗体Fab部分を先端に持つファージライブラリー(数百億種類)から、抗原特異性を持つファージを in vitro(ELISA)でスクリーニングする手法です。動物免疫に依存しないため、毒性を持つ抗原や免疫抑制物質に対する抗体、さらに抗原提示の段階がないため、天然の立体構造を認識する抗体の作製も可能となります。他の抗体作製サービスに比べて高価ですが、通常の方法では作製できないモノクローナル抗体を自在に取得できます。
モノクローナル抗体作製(ⅤHH抗体)
ラクダ科動物が持つH鎖のみで構成される抗体のFab領域を「ⅤHH抗体」と言い、温度やpH等に対して高い安定性を持ち、微生物での低コスト生産が可能な抗原として注目されています。低分子構造であることからタンパク質工学的改変が容易であり、例えば別々のイデオトープを繋げて二重特異性を持たせたり、同じものを複数繋げて多価化(高親和化)したり、薬物などとの複合体を形成させたりすることが期待できます。応用例の広がりはこれからの技術ですが、今後要チェックの受託サービスです。
人工遺伝子合成
クローニングに変わる遺伝子合成サービスです。塩基配列情報をお送り頂き人工的に合成します。100bp程度から数千bpの遺伝子まで幅広く合成が可能です。配列の提案やベクターの選択やタンパク質の発現用の最適化など多様なサービスから選択が可能です。
オリゴ合成
一般的なPCRプライマーから修飾・精製グレードや100塩基を超える鎖長合成、ご依頼数に応じた納品形態など様々な選択肢が用意されています。コスト重視の定額制などのサービスもございます。納期やコスト面で各社の仕様が異なりますのでご注意ください。
有機化学合成
市販されていない特殊な化合物、設備的にご自身では合成が困難な化合物を有機合成するサービスです。化合物の構造だけでなく、合成方法の情報や参考文献の有無、必要量、純度などによって料金は大きく変動します。また、合成会社によって得意とする合成方法も異なりますので、まずは可能な限りの情報をご用意ください。
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細胞試験・組織標本関連
細胞試験・フローサイトメトリー解析
対細胞試験として代表的なフローサイトメトリーの規定項目試験から、特殊な検出系でのカスタムサービスまでフレキシブルに対応が可能です。試験項目も多くの選択肢があり、細胞形態や増殖、毒性などの基礎研究向け試験から、メラニン抑制、免疫改善など産業向け試験までございます。どのような試験をご希望か、まずはお知らせください。
組織標本作製
ブロック作製から包埋、薄切、組織染色などの各ステップを含む、病理組織学的検査を目的をした病理組織標本作製(剖検、切り出し、包埋、薄切、染色、封入)および病理組織学的検査(鏡検)を提供する受託サービスです。HE染色標本を代表に、特殊染色標本、非脱灰硬組織標本、免疫組織学的染色標本、凍結標本など、ご用途に応じた処理を施した標本を作製することができます。
電顕撮影・免疫電顕
TEMおよびSEMなどを用いた電子顕微鏡解析を行うサービスです。標本作製から写真撮影・観察・評価まで対応します。生物から材料まで様々な試料に最適な前処理や固定を行い撮影・解析まで熟練の技術と経験が必要とされます。また、免疫電子顕微鏡検査も可能です。近年は、技術者不足の傾向があるようです。施設内で撮影が難しい場合はご相談下さい。
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各種試験 関連
各種試験関連
一般化学物質、安全性試験、各種動物試験、神経系、胃・泌尿器系、消化器系、循環器・代謝・呼吸器系、アレルギー・炎症・免疫系、In vitro試験、PK試験、生体試料中の濃度分析など、様々な分析試験がございます。ご要望やお探しの試験がございましたらお気軽にお問合せ下さい。